ゴールを喜ぶヘルタ・ベルリンの選手達(写真は10月のもの) [写真]=Getty Images
日本代表MF原口元気が所属するヘルタ・ベルリンが王者バイエルンを止めるため秘策を用意していることが明らかになった。25日付のドイツ紙『ビルト』が伝えている。
ブンデスリーガ第14節、ヘルタ・ベルリンはアウェーでバイエルンと対戦するが、ミュンヘンの地では目下8連敗中である。この不名誉な記録を止めるために準備している作戦がハンドボールの戦術を応用したものだという。
それはフィールドプレイヤー9人をペナルティーエリアの前に配置し、カウンターを仕掛けるためFW1人のみを前線に置くという布陣で、ハンドボールのように自陣のスペースをなくし、バイエルンの攻撃をしのぐというものだ。チームを率いるパル・ダルダイ監督は「我々は懸命にトレーニングを重ねて準備をしている。バイエルンは世界でも屈指の力を持つチームの一つだが、チームは良い雰囲気を保っているし、自信を持ってミュンヘンに乗り込む。逃げも隠れもしないよ」と語り、番狂わせへ向けて着々と準備を進めているようだ。
また、カウンターの火付け役となる重要なポジションにはスピードのある原口が入ると伝えられている。ダルダイ監督は「元気は(FWに入った)ドルトムント戦で良い働きをしていた。点には結びつかなったけどね」と原口への信頼を語っている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト