シュトゥットガルトがガンバ大阪に所属する日本代表FW宇佐美貴史の獲得に向け、今冬の移籍市場で本腰を入れるようだ。29日、ドイツ誌『キッカー』が伝えている。
現在ブンデスリーガで17位に沈み、24日にはアレクサンダー・ツォルニガー監督やコーチ陣3名を解任するなど、チームの立て直しが必要なシュトゥットガルト。残留を争うためには冬の補強が必須で、そのリストの上位に宇佐美の名前が挙がっているという。
G大阪は12月2日と5日に明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ(CS)の決勝戦を控えており、同誌によれば、CS終了後に獲得実現に向けた交渉を開始すると見られている。
2011年にG大阪からバイエルンへ移籍した宇佐美は、翌年にホッフェンハイムへとレンタル移籍。しかし満足な結果を残すことはできず、G大阪へと復帰した。ただ、同選手はブンデスリーガへの再挑戦を希望しているようで、そのことからシュトゥットガルトは獲得に自信をもっているようだ。