フランクフルト所属のドイツ人MFフルム [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトのドイツ人MFヨハネス・フルムが大ケガに見舞われた。
ドイツ紙『ビルト』が伝えたところによると、1日午前の練習中にフルムはセルビア人MFスロボダン・メドイェヴィッチと激突し、左ひざの膝蓋骨を陥没骨折したという。10分後には救急車が到着し応急処置が施されたが、道路の混雑状況から最終的に同選手はドクターヘリで病院に緊急搬送された。
ケルン体育大学のトーステン・シッファー博士は同紙に対し、「フルム本人やチームメートにとって(ひざが陥没しているシーンを見るのは)非常にショックが大きかったと思う。ケガの状態がそこまで複雑でなければ、(手術後)6週間で歩けるようになるかもしれないし、おそらく復帰まで半年かからないだろう。彼は必ず前のようなひざを取り戻すことができるはずだ」とコメントしているが、「ただし、軟骨の損傷が非常に激しい場合には、キャリアの終了もありえなくはない」と注釈を付けている。
なお、1日のトレーニングはそのまま中断され、長谷部を含むその他の選手たちは軽いクールダウンを行った後、無言でロッカールームに消えていった。
フルムの手術は2日に行われるが、具体的なケガの状態はメスを入れるまで分からないため、全治までの期間も現在のところはっきりしていないという。
By サッカーキング編集部
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