バイエルン戦にフル出場した酒井宏樹(中央右) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第17節が19日に行われ、日本代表MF清武弘嗣と同DF酒井宏樹が所属するハノーファーとバイエルンが対戦した。
これが年内最終戦となるブンデスリーガ。連敗中で17位に沈むハノーファーは3試合ぶりの勝利を目指す。酒井宏は右SBで先発出場、負傷離脱が続く清武はメンバー外となった。対するバイエルンはすでに前半戦を首位で折り返すことが決定しているが、勝利で1年を締めくくりたいところ。
開始8分、ハノーファーは左サイドからのクロスにエリア内のレオン・アンドレアセンが頭で合わせたが、GKマヌエル・ノイアーが指先で触れたボールはクロスバーに弾かれ、先制点とはならない。
バイエルンは30分に決定機を作る。ドリブルでエリア手前に持ち運んだロベルト・レヴァンドフスキが左足でミドルを放つと、シュートは左ポストを直撃。さらにこぼれ球に反応したトーマス・ミュラーが右足で蹴り込んだが、GKロン・ロベルト・ツィラーが左足で阻止した。
その後の猛攻もなんとか凌いでいたハノーファーだったが40分、右サイドからのクロスに対してDFクリスティアン・シュルツがエリア内で痛恨のハンド。これで得たPKをミュラーが落ち着いて決め、バイエルンが先制に成功した。
後半に入っても攻め続けるバイエルンだったがハノーファーはGKを中心に粘りの守備を見せ、追加点を許さない。しかし反撃に転じることはできずに試合は1-0のまま終了のホイッスルを迎えた。バイエルンが年内最終戦を白星で飾り、ハノーファーは3連敗で前半戦を終えることとなった。なお酒井宏はフル出場している。
次節、バイエルンは1月22日に敵地でDF酒井高徳が所属するハンブルガーSVと、ハノーファーは同23日にホームでダルムシュタットと対戦する。
By サッカーキング編集部
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