19日に行われたブンデスリーガ第17節で、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、FW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンと対戦した。
ドルトムントは18分にソクラティス・パパスタソプーロスのゴールで先制したが、82分に同点、90分に逆転ゴールを奪われ、1-2で敗れた。前半最終戦を白星で飾れず、連勝も3で止まっている。
3試合ぶりに先発メンバーに名を連ね、フル出場を果たした香川に、地元紙『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』は、「3」の平均的な評価をつけた。(最高1点、最低6点)
寸評では、「ラインの間で幾度となくボールに触り、美しいパスをつなぐ場面もあったが、そうしたことが成功するのはまれだった」と、効果的なプレーが少なかった点を指摘。
さらに、「55分、完全フリーからのヘディングをゴール脇に外し、ダメを押せなかった」と、香川がゴールを決めていれば、ドルトムントの逆転負けは防げたとの見方を示している。
『Ruhr Nachrichten』の採点は「4」と低く、「先発メンバーに復帰したが、ここ最近のジョーカーの時のようには輝けず」と、途中出場で決定的な仕事をこなした最近の試合を引き合いに出し、パフォーマンスが今ひとつだったとした。
1月23日に行われるウィンターブレーク明けの初戦で、ドルトムントはボルシアMGとアウェーで対戦する。