バイエルンの次期監督に就任することが決まったカルロ・アンチェロッティ氏がポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの放出を認めない考えであることが明らかになった。22日付のスペイン紙『アス』が報じている。
今シーズン、ブンデスリーガで16試合15ゴールという活躍でチームを引っ張っているレヴァンドフスキ。そのため、アンチェロッティ氏が昨年まで指揮していたレアル・マドリードもレヴァンドフスキの獲得に乗り出しているという噂だが、アンチェロッティ氏がバイエルンと3年契約を結ぶ条件の中には同選手の残留が含まれていたという。
また、アンチェロッティ氏はブラジル代表MFドゥグラス・コスタ、オランダ代表MFアリエン・ロッベン、フランス代表MFフランク・リベリーの放出も認めない意向のようだ。
一方で同紙は、レヴァンドフスキの代理人がレアル・マドリードとの交渉のため6日のリーガ・エスパニョーラ第14節ヘタフェ戦に訪れていたと報道。しかし当のレヴァンドフスキ本人は「レアルについては話したくない。簡単な状況ではないよ」と数週間前に話しており、移籍については言葉を濁している。