ハノーファーの指揮官を辞任したフロンツェック氏 [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF清武弘嗣と同DF酒井宏樹が所属し、同MF山口蛍の加入が決まったハノーファーの監督を辞任したミヒャエル・フロンツェック氏が、ドイツ紙『ビルト』とのインタビューに応じている。
21日、辞任発表直後のフロンツェック氏との接触に成功した『ビルト』紙が、辞任に至った経緯を質問したところ、「1月4日に始まるトレーニングで、チームを後半戦に向けて上げられるかということが、私にとって最も重要だった。しかし最近は、このクラブの監督についての議論が常に巻き起こっていた。私は選手やスタッフ、クラブ全体からその負担を取り除かなければいけないと考えたんだ」と返答。
また、「では日曜日の夜(20日)にベッドへ入る時には、すでに翌朝に辞任すると決めていたのですか?」という問いに対しては、「まぁそうだね。日曜にはすでにハノーファーから去ることを決めていた。(第17節が終わり)選手全員と別れた後、1人でスタジアムのピッチの上に戻ったんだが、(昨シーズン、ブンデスリーガ残留を決めた)5月23日のことを思い出していたよ。素晴らしい気分だった」とコメントしたという。
そして最後にフロンツェック氏は、今シーズン前半戦を17位という自動降格圏で終えてしまったハノーファーについて「彼らは残留を成し遂げてくれると、私は確信している」とエールを送っている。
By サッカーキング編集部
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