昨シーズンフランクフルトを指揮していたシャーフ氏 [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF清武弘嗣、MF山口蛍、DF酒井宏樹が所属するハノーファーは、新監督にトーマス・シャーフ氏が就任すると発表した。28日、同クラブ公式サイトが伝えている。
ハノーファーは現在、ブンデスリーガ前半戦を終えて4勝2分け11敗。勝ち点はわずか「14」で降格圏の17位に沈んでいる。中心選手である清武の負傷離脱もあり、7戦勝利なしでシーズンをスタートさせると、清武復帰後に14位まで順位を上げるも、11月の代表合宿で同選手が右第5中足骨を骨折。以降は1勝4敗と苦戦を続けている。21日には前監督のミヒャエル・フロンツェク氏の辞任を発表していた。
監督就任に際し同氏は、「私はクラブと数日の間、良い話し合いをしてきた。難しい仕事だとわかっているが、このチームとともにリーグ戦を戦う挑戦を楽しみにしているよ」とコメントした。
新監督のシャーフ氏は現役時代、ブレーメン一筋でプレー。引退後は、ブレーメンの下部組織で監督を務め、1999年にはトップチームの監督に就任し、2003年にはチームをブンデスリーガ優勝に導いている。また、昨シーズンは日本代表MF長谷部誠が所属しているフランクフルトを指揮していた。
なお、ハノーファーは、同氏と2017年6月30日までの契約を結んだ。
By サッカーキング編集部
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