ザンクトパウリに所属する宮市(写真は昨年6月) [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ2部のザンクトパウリに所属するFW宮市亮が30日、クラブ公式HPのインタビューに応え、リハビリの状況を伝えた。
今夏にアーセナルを退団し、ブンデスリーガ2部のザンクトパウリに加入した宮市だったが、7月18日に行われた親善試合のラージョ・バジェカーノ戦で負傷。前十字じん帯断裂の大ケガを負い、同月23日には手術を受けていた。クラブ公式HPの発表によると、同選手はすでにボールを使ったリハビリやランニングを開始したという。
宮市は、「とても厳しい時を過ごしている。サッカー選手としては、いつだってボールとともに自分の足で芝の上に立っていたいもの。ジムにいる間、外で練習する選手を眺めていて、時にはそれがとても辛かった」と告白。一方で、ともにリハビリをする選手たちから良い刺激を受けているようで、「彼らのアドバイスは心強い助けになった」と感謝を口にした。
手術から5カ月が経過し、「日に日に、僕のひざは良くなっている」と現状を報告すると、「数カ月間ジムでトレーニングしていて、負傷する前より強くなったと感じている。素晴らしいことだと思う」と前向きに語った。
「とにかく合宿に参加したい。再びチームメイトとの練習ができることを願っている」と目の前の目標を述べると、「過密日程が待っているし、ハードワークしたい。コーチたちは休憩を挟むプランも用意してくれたけど、僕は休まない」とコメント。
ザンクトパウリは、リーグ戦19試合を終えて勝ち点30で4位。現在は、来年2月5日に行われる第20節グロイター・フュルト戦までの中断期間を迎えている。宮市は、「チームは素晴らしいシーズンのスタートを切れた。これを継続することができれば素晴らしいことになる。僕はまず復帰して、それからチームのために全てを尽くしたい」と意気込みを明かしている。
By サッカーキング編集部
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