元ラグビー日本代表ヘッドコーチのジョーンズ氏(左)とグアルディオラ監督(右)[写真]=Getty Images、Bongarts/Getty Images
昨年のラグビー・ワールドカップまでラグビー日本代表のヘッドコーチを務めたエディー・ジョーンズ氏が、現在バイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督を称賛した。16日、イギリスメディア『デイリーミラー』など複数のメディアが伝えている。
2015年のラグビー・ワールドカップで、世界的な強豪チームである南アフリカ代表に勝利するなど日本代表の躍進を支えたジョーンズ氏。昨年のクリスマス前にミュンヘンを訪れ、バイエルンの練習を視察した。
ジョーンズ氏は、「彼(グアルディオラ監督)の行う練習を見て、自分の指導を恥ずかしくさえ感じたよ。彼はとんでもない人だね。世界のベストプレーヤーたちをとてもハードにトレーニングさせていた。マイナス3度という気温にも関わらず、選手たちは汗を流していたほどだよ」と話し、グアルディオラ監督の指導法を称賛した。
グアルディオラ監督と90分ほど言葉を交わしたジョーンズ氏。「彼とは1時間半も話をさせてもらったが、彼の哲学や、フットボールにおいてどのように動くことでスペースを作り出すかを聞いたんだ。ラグビーも、セットプレーを除けばフットボールに似ているところがあるからね」と、サッカーとラグビーに通じるものがあるとの考えを示した。
また、「ペップは大のラグビーファンでもあるんだ。彼はボールをどうやってスペースに動かすかをラグビーやハンドボールで勉強しているんだよ」と、グアルディオラ監督がサッカー以外のスポーツからも学びを得ていることを明かした。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト