マインツの“M&M”コンビ、武藤(左)とマッリ(右)[写真]=Bundesliga/DFL via Getty Images
日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツのトルコ代表MFユヌス・マッリが、今月中にも日本代表MF香川真司が所属するドルトムントへ移籍するかもしれない。
19日、ドイツ紙『ビルト』が伝えたところによると、ドルトムントは以前からマッリに対し熱い視線を投げかけていたようで、仮に同クラブが1300万ユーロ(約16億5000万円)もの移籍金を用意することができれば、今冬の移籍市場が開いている間に話がまとまる可能性があるという。
現在23歳のマッリは、現ドルトムント指揮官のトーマス・トゥヘル監督がマインツを率いていた2011年10月にトップデビューを果たした。今シーズンはここまで全17試合に出場し、チームトップの8ゴールを記録。同紙からは以前、攻撃のパートナーである武藤(7ゴール記録)とともに、チームを支える“M&M”コンビと称されていた。
同紙によれば、すでにマッリ本人はドルトムント側と4年契約で基本合意に至っている模様で、残すは両クラブが移籍金について詰めていくだけだという。
また、マインツの背番号「10」を背負う同選手だが、来夏ではなく今冬に移籍することで違約金は約350万ユーロ(約4億4500万円)高くなるようで、同クラブにとっては必ずしもマイナスではない。
なお、ドルトムントのスポーツディレクターを努めるミヒャエル・ツォルク氏はこの件について「ノーコメントだ」と話している。
By サッカーキング編集部
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