ゴールを祝うバイエルンの選手たち。2-1でHSVを下した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第18節が22日に行われ、日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVとバイエルンが対戦した。
中断期間を終えていよいよ再開するブンデスリーガ。3試合勝ち星のないハンブルガーSVは現在10位につけており、上位浮上のためにも王者相手に勝ち点を獲得したい。酒井はベンチスタートとなった。対するバイエルンは首位を独走中。負傷で戦列を離れていたMFドゥグラス・コスタとDFダヴィド・アラバが先発に名を連ねている。
最初にチャンスを作ったのはハンブルガーSV。21分、右サイドをドリブルで持ち上がったデニス・ディークマイアーが右足でミドルシュートを狙ったが、これはわずかに枠の左に外れた。すると、37分にバイエルンが先制点を奪う。自陣からのロングボールでDFラインの裏を取ったトーマス・ミュラーがエリア内でGKレオ・アドラーに倒されPKを獲得。キッカーのロベルト・レヴァンドフスキがゴール右にきっちりと決めた。
バイエルンの1点リードで前半を折り返した試合は、53分に振り出しに戻る。右サイドでFKを得ると、アーロン・ハントが左足でクロスを供給。ゴールに向かってカーブがかかったボールが、シャビ・アロンソの足に当って左サイドネットに吸い込まれた。
しかし、オウンゴールを献上してしまったバイエルンはすぐに反撃。61分、右サイドからのクロスがこぼれたところを、エリア手前正面のミュラーが胸でコントロール。そのまま右足ハーフボレーで狙うと、エリア内のレヴァンドフスキがシュートコースを変える。ミュラーのシュートに反応していたGKは裏を取られ、ボールはゴール右に転がり込んだ。
67分にはエリア手前右からのFKをアラバが左足で直接狙ったが、強烈なシュートは右ポストを直撃。試合はこのまま2-1で終了のホイッスルを迎え、バイエルンが再開戦を白星で飾った。なお酒井に出場機会はなかった。
次節、ハンブルガーSVは30日に敵地でシュトゥットガルトと、バイエルンは31日にホームでホッフェンハイムと対戦する。
【得点者】
0-1 37分 ロベルト・レヴァンドフスキ(PK)(バイエルン)
1-1 53分 オウンゴール(シャビ・アロンソ)(ハンブルガーSV)
1-2 61分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
By サッカーキング編集部
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