古巣・ヴォルフスブルク戦にフル出場した長谷部誠 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガは約1カ月のウィンターブレークが終了。22日の第18節から後半戦がスタートした。
日本代表MF長谷部誠の所属する14位フランクフルトは、7位ヴォルフスブルクと対戦。先制を許したが、FWアレクサンダー・マイアーのハットトリックで2-3の逆転勝ちを収め、白星発進となった。
長谷部は古巣との一戦に右サイドバックでフル出場。2-2の同点で迎えた90分、無人のゴールに放たれたシュートをライン際でクリアするファインプレーは高評価を受けたが、それ以外の場面では守備に精彩を欠いたことを指摘されている。
日本代表MF山口蛍と清武弘嗣、DF酒井宏樹の所属する17位ハノーファーは13位ダルムシュタットと対戦。開始10分に先制したものの1-2で逆転負けを喫した。トーマス・シャーフ新監督の就任も特効薬とはならず、最下位に転落している。
酒井宏はフル出場を果たした一方、新加入の山口は出番がなく、清武は負傷でメンバーから外れた。
両選手の採点と寸評は以下の通り。(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)
■長谷部誠
対ヴォルフスブルク(3-2○)フル出場
採点:4
寸評:「終了間際、この試合の長谷部のベストプレーであり、試合を決定づけるシーンがあった。ヴィエイリーニャのシュートをライン際でクリアし、ピンチを救った。長谷部のプレーがなければ、ヴォルフスブルクが3-2で勝ち越していたかもしれない。結果的には、マイアーが決勝ゴールを挙げた。このプレーを除けば、守りに大きな難があり、(ユリアン・)ドラクスラーにスペースを与え過ぎた」
■酒井宏樹
対ダルムシュタット(1-2●)フル出場
『Sportal.de』
採点:4
寸評:「序盤は奮闘し、先制点では起点になった。同様に、ゴール前でヤン・ローゼンタールに競り負けたことで、同点に追いつかれたシーンにも絡んでしまった。ローゼンタールのヘディングのこぼれ球を、サンドロ・ヴァーグナーが同点弾につなげたからだ。加えて、ボールを失う場面も多かった」
By サッカーキング編集部
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