ドルトムントに所属するFWオーバメヤン(左) [写真]=Getty Images For MAN
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高経営責任者)が、ヨーロッパのビッグクラブから熱い視線を注がれているガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンについて言及した。25日付のドイツ誌『スポーツビルト』が報じている。
元ドイツ代表MFローター・マテウス氏が先週、CS放送『Sky』の番組内で「もしイングランドのクラブがオーバメヤンを獲得したいと思ったら、おそらく1億ユーロ(約128億4000万円)くらいの額を出してくるはずだ。ベイルの移籍金記録を破る可能性がある」と話し、2013年にトッテナムからレアル・マドリードに移籍したウェールズ代表MFギャレス・ベイルの移籍金額を超える可能性を示唆した。
しかし同誌によれば、ヴァツケCEOはこのマテウス氏の発言を聞き「仮に1億ユーロ(約128億4000万円)という高額なオファーが届いたとしても、我々はそのテーマを論じることはない。オーバメヤンを手放すことはないよ」と、他クラブの引き抜きには応じない構えを示している。
また、同誌は「来シーズンからプレミアリーグが新たに結んだTV放映権契約により、1シーズンあたり23億ユーロ(約2950億円)をもらうことになる。降格したQPR(クイーンズパーク・レンジャーズ)でさえ昨シーズンは8680万ユーロ(約111億5000万円)を手にしていた。しかしドイツ王者のバイエルンは、たった3620万ユーロ(約46億5000万円)だ」と、両リーグの格差により、ブンデスリーガがプレミアクラブの草刈り場となる可能性について記した。
By サッカーキング編集部
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