ハンブルガーSV移籍が不成立となったセク・サノゴ [写真]=Getty Images
今冬の移籍市場でスイス代表FWヨシップ・ドルミッチとスウェーデン代表FWナビル・バホウィを獲得した日本代表DF酒井高徳のハンブルガーSVが、3人目の補強を目前で失敗していたことが明らかとなった。2日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
同紙によるとハンブルガーSVは、U-23日本代表FW久保裕也が所属するヤング・ボーイズのコートジボワール人MFセク・サノゴの獲得に動き、同選手は移籍期限日の1日、ハンブルクでのメディカルチェックを無事にパスしていた。そしてハンブルガーSVとヤング・ボーイズは同日15時頃、今シーズン末までの期限付き契約と、移籍金約200万ユーロ(約2億5000万円)での買い取りオプション付きという内容で合意に達していたという。
しかし、問題はその後だった。ヤング・ボーイズ側の不手際により、契約書の添付されたEメールがハンブルガーSVに届いたのは、移籍期限を数分過ぎた18時4分だった。サノゴの移籍は不成立となり、同選手は即日、飛行機でベルンへ戻っていった。
ハンブルガーSVは過去にも移籍での失敗経験があり、2011年に同クラブに所属していたカメルーン代表FWエリック・マキシム・チュポ・モティング(現シャルケ所属)のケルン移籍がほぼ決定していたが、同選手の代理人を務める父親のファックスが突然故障し、書類を送ることができないまま、移籍期限を過ぎてしまうという出来事があった。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト