ドルトムント戦でプレーするヘルタ・ベルリンの原口 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第20節が6日に行われ、日本代表MF原口元気が所属するヘルタ・ベルリンと同MF香川真司が所属するドルトムントが対戦した。原口が左サイドハーフでリーグ戦4試合連続となる先発出場を果たした一方、香川はベンチ外となっている。
リーグ後半戦再開後、2試合連続の引き分けに終わっている3位ヘルタ・ベルリンは、ホームに2位ドルトムントを迎えた。ヘルタ・ベルリンはチームのトップスコアラーであるコートジボワール代表FWサロモン・カルーや、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWヴェダド・イビシェヴィッチがスタメンに名を連ね、原口とともに攻撃的ポジションで起用された。一方のドルトムントは香川がベンチ外となり、ドイツ代表MFゴンサロ・カストロやU-20ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルらが中盤で先発起用された。
最初にチャンスを迎えたのはヘルタ・ベルリン。9分、ハーフウェイライン付近からのFKを相手DFがヘディングでクリアしたところにウラジミダール・ダリダが反応。右足のボレーシュートを放ったが、これはGKロマン・ビュルキの正面でゴールとはならない。さらに20分にはCKからチャンスを迎えると、ダリダの蹴ったボールにジョン・アンソニー・ブルックスが頭で合わせた。しかしボールはクロスバーの上へわずかに外れた。
一方のドルトムントもCKからチャンスを作る。36分、マルコ・ロイスのボールからマッツ・フンメルスがヘディングシュートを放つが、相手GKの好守に阻まれネットを揺らせない。このまま0-0で前半を折り返す。
後半に入るとドルトムントがボールを支配する時間が続く。70分には、エリア内でパスを受けたピエール・エメリク・オーバメヤンがグラウンダーのクロスを上げると、中央で待っていたヘンリク・ムヒタリアンが右足で合わせたが、シュートは枠外へ飛んだ。
防戦一方のヘルタ・ベルリンは76分、カウンターを仕掛ける。相手CKのこぼれ球を拾うと、原口が一気にドリブルで持ち上がった。そこからラストパスを受けたカルーがDFをかわしてミドルシュートを打ったがゴール左に外れた。
試合終盤は両チーム目立ったチャンスを作れないままタイムアップ。リーグ2位と3位の直接対決は終始拮抗した内容でスコアレスドローに終わった。なお、先発出場の原口はフル出場を果たしている。
次節、ヘルタ・ベルリンは2月13日に敵地でシュトゥットガルトと、ドルトムントは同日、ホームで日本代表DF酒井宏樹、同MF清武弘嗣、同MF山口蛍が所属するハノーファーとそれぞれ対戦する。
By サッカーキング編集部
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