バイエルンに所属するスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラが、好調を続ける現状について語った。
バイエルン加入後、これまでに度重なる負傷に見舞われ続けてきたチアゴ・アルカンタラ。だが新たな年を迎えた2016年はここまで、スペイン代表MFは全ての試合に出場しているところだ。
「冬季キャンプの後でリズムを見出すのは難しかったよ」と振り返った同選手は「今は動き始めたところだね」ともコメント。10日行われたDFBポカール準々決勝では、2部ボーフムを相手に2-0となるゴールも決めている。
チームメイトのブラジル代表MFドゥグラス・コスタが“マジック”とまで形容したチアゴだが、「うまくいっているね。たくさんの試合に出られて嬉しいよ」と喜びを見せ「何よりチームの助けになるということ。それから僕は“マジック”になるさ」と語った。
なお、ダルムシュタット戦の次には、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグのユヴェントス戦が控えているところだが、チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は「ユヴェントス戦のことは頭にまったくない。ダルムシュタットのことだけだ」と強調し、「ただユヴェントス戦はより重要な戦いではあるけれどもね」とも付け加えている。