シャルケでプレーするMFヘーガー [写真]=Bongarts/Getty Images
DF内田篤人が所属するシャルケのドイツ人MFマルコ・ヘーガーが、今シーズン限りでチームを後にし、来シーズンからFW大迫勇也の所属するケルンでプレーすることが発表された。
「長期的な将来性と故郷とのつながり」で移籍を決断したという26歳のヘーガーは、「子供のころの夢だった。小さいころ、祖父や父はスタジアムに連れてきてくれたものだよ」と喜びを語っている。契約期間は5年。移籍の詳細については明かされていないが、移籍金額は130万ユーロ(約1億6000万円)となる見込みだ。
レヴァークーゼン、アーヘンを経て、2011年にシャルケに加入し、これまで同クラブにてブンデスリーガ通算87試合に出場、7得点9アシストをマーク。ただ今シーズンは昨年9月26日に行われた第7節ハンブルガーSV戦の開始早々、スウェーデン代表MFアルビン・エクダルとの対人戦で前十字じん帯を断裂して離脱。だが、それから1カ月後にシャルケと、2017年までの契約延長を結んでいた。
アーヘン時代にへーガーを知るマネージャーのヨルグ・シュマッケ氏は、「フィジカルで強く、精力的にプレーする選手。対人戦でのタフさもあり、国際経験も持っている」と評価。
ボランチ、セントラルMF、右サイドバックでもプレー可能な同選手だが、長期的にみて、主将のドイツ人MFマティアス・レーマンの後継者となる可能性もあるだろう。32歳のベテランは、来シーズンいっぱいまでの契約を残している。
By kicker日本語版