ユヴェントスでプレーするマンジュキッチ [写真]=Getty Images
ユヴェントスに所属するクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチに、古巣バイエルン復帰の可能性が浮上した。イタリアメディア『calciomercato.com』が27日に報じている。
同メディアによると、来シーズンからバイエルンの指揮を執るカルロ・アンチェロッティ氏が、マンジュキッチの獲得を熱望している模様。クラブ側もレアル・マドリードなどが関心を寄せるポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの後釜として、同選手の動向を注視しているようだ。
マンジュキッチは2012年6月から2シーズンにわたってバイエルンに在籍しており、公式戦88試合に出場し48ゴールを挙げた。23日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグで同クラブとの古巣対決に臨んだマンジュキッチは、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの得点をアシストするなど躍動。試合後にはかつてのチームメートであった元フランス代表MFフランク・リベリーらとプレーを称えあうシーンも見られた。
一方、同日付のイギリス紙『デイリーミラー』は、トッテナムもマンジュキッチ獲得をもくろんでいることを報じた。現在プレミアリーグで2位と好調をキープする同クラブが、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得した場合に、マンジュキッチとの移籍交渉へ臨むという。ユヴェントス側も2000万ポンド(31億6000万円)以上の提示で、話し合いに応じる構えを示している。
今シーズンの公式戦では29試合に出場し9ゴールを挙げているマンジュキッチ。古巣復帰か、初のプレミアリーグ参戦か、あるいはユヴェントス残留か。今後の展開に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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