終盤の勝ち越しゴールを喜ぶマインツの選手たち [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
ブンデスリーガ第24節が2日に行われ、バイエルンと日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツが対戦した。
3連勝中で首位を快走するバイエルンがホームに5位マインツを迎えての一戦。バイエルンは前節から4名を入れ替え、DFメディ・ベナティア、MFチアゴ・アルカンタラ、MFアルトゥーロ・ビダル、MFフランク・リベリーらが先発起用された。一方のマインツは3名を変更し、MFアレクサンダー・ハック、MFガエトン・ブスマン、FWクリスティアン・クレメンスを起用。負傷離脱中の武藤はメンバー外となっている。
13分、バイエルンは左サイドのリベリーがマイナス方向に折り返すと、エリア手前中央のビダルが右足ダイレクトでボレー。このシュートは枠の左隅を捉えたが、GKロリス・カリウスが好セーブで凌いだ。
すると26分、マインツがカウンターから先制点を奪う。自陣からのロングボールで右サイドの裏に抜けだしたゴンサロ・ハラがエリア内右まで持ち運び、グラウンダーのクロスを供給。中央に走り込んだユヌス・マッリには合わなかったが、ファーサイドでフリーとなっていたハイロ・サンペリオが右足ダイレクトでゴール左隅に蹴り込んだ。
反撃に出るバイエルンは64分、エリア手前左でパスを受けたアリエン・ロッベンがワントラップから左足を一閃。低い弾道のシュートがゴール右下に決まり、試合は振り出しに戻った。
ここから逆転を目指したバイエルンだったが、なかなか決定機を作り出せずにいると、終盤の86分にマインツが勝ち越しゴールを奪う。エリア内右でボールを受けたユリアン・バウムガルトリンガーがうまく反転してDFを振り切ると、マイナス方向にパス。これをエリア手前中央のジョン・コルドバが右足でゴール右隅に流し込んだ。
試合はこのまま2-1で終了。敗れたバイエルンはホーム公式戦連勝記録が「17」でストップ。マインツは連勝を飾り、5位をキープしている。
次節、バイエルンは5日に敵地で日本代表MF香川真司が所属する2位ドルトムントとの直接対決。マインツは同日にホームでダルムシュタットと対戦する。
【得点者】
0-1 26分 ハイロ・サンペリオ(マインツ)
1-1 64分 アリエン・ロッベン(バイエルン)
1-2 86分 ジョン・コルドバ(マインツ)
By サッカーキング編集部
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