ブレーメン戦で得点を挙げ喜ぶバイエルンの選手ら [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第26節が12日に行われ、バイエルンとブレーメンが対戦した。
前節、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントとの大一番でスコアレスドローに終わったバイエルン。今節はリーグ3試合ぶりの勝利を目指して、降格争いに巻き込まれる15位ブレーメンをホームに迎えた。エースのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキがベンチスタートとなった一方、元フランス代表MFフランク・リベリーやドイツ代表MFマリオ・ゲッツェらが先発出場を果たした。
試合開始から9分、早くもバイエルンが先制に成功する。右サイドをドリブル突破したキングスレイ・コマンのクロスにチアゴ・アルカンタラが右足で合わせ、ゴールネットを揺らした。
さらに31分には、コマンが再びドリブルを仕掛けエリア内に進入してクロスを上げると、トーマス・ミュラーが右足のボレーシュートをゴールに突き刺し、追加点を挙げた。このままバイエルンの2点リードで前半を折り返す。
前半ほとんどチャンスを作れなかったブレーメンは、後半開始とともに2名を交代。ラスロ・クライン ハスラーとメルヴィン・ロレンツェンを投入した。
それでもバイエルンの勢いは止まらない。65分、CKのチャンスを獲得すると、チアゴの蹴ったボールにリベリーが右足で合わせた。これはGKフェリックス・ヴィートヴァルトの好守に阻まれるが、こぼれ球をミュラーが左足で押し込み、リードを広げた。
86分には、DFのバックパスを奪った途中出場のレヴァンドフスキが、GKとの1対1を落ち着いてゴール右隅に流し込み、ゴールを挙げた。さらに90分、右サイドをえぐったコマンのグラウンダーのクロスにチアゴが飛び込み、5点目をゲットした。
試合はここでタイムアップ。大量得点を奪ったバイエルンがブレーメンを下し、勝ち点3を積み上げた。次節、バイエルンは敵地でFW大迫勇也の所属するケルンと、ブレーメンはホームで日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツとそれぞれ19日に対戦する。
【得点者】
1-0 9分 チアゴ・アルカンタラ(バイエルン)
2-0 31分 トーマス・ミュラー(バイエルン)
3-0 65分 トーマス・ミュラー(バイエルン)
4-0 86分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
5-0 90分 チアゴ・アルカンタラ(バイエルン)
By サッカーキング編集部
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