負傷抱えてプレー続けたグロスクロイツ、肉離れで今季中の復帰は絶望的

グロスクロイツ

シュトゥットガルトに所属するグロスクロイツ [写真]=Bongarts/Getty Images

 シュトゥットガルトに所属する元ドイツ代表MFケヴィン・グロスクロイツが負傷に見舞われ、今シーズン中の復帰が絶望的となった。13日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。

 グロスクロイツは12日に行われたブンデスリーガ第26節のインゴルシュタット戦に右SBで先発したが、71分に右太ももの異常を訴えピッチ脇で治療を受けた。しかしシュトゥットガルトのユルゲン・クラムニー監督は、3人目の交代枠でドイツ人FWティモ・ヴェルナーをベンチへ下げることを決断。結局、グロスクロイツは太ももの負傷を抱えたまま90分間プレーすることとなり、試合後に診断を行ったところ、同箇所に肉離れを起こしていることが発覚したという。

 クラムニー監督はこの診断結果について「ケヴィンが問題を抱えていたことはもちろん分かっていたが、まさかこんなにもひどいものだとは思っていなかった。我々にとってもケヴィンにとっても、本当に悪いニュースだ。この冬に加入してからすぐにチームへ溶け込み、彼の情熱的なプレーは我々をいつも助けてくれていた」とコメントしている。

 またグロスクロイツ本人も自身のインスタグラムを更新し、「僕のリーグ後半戦は終わってしまった。けれども、僕は必ずまた戻ってくる。僕にチャンスを与えてくれた、このシュトゥットガルトというクラブ、そしてすべてのシュトゥットガルトファンに感謝したい。みんなへのお返しは、また次の夏以降にしたいと思っている」と今シーズン中の復帰が難しいことを明かし、来シーズンでの活躍を誓った。

モバイルバージョンを終了