アウクスブルク戦に先発出場した香川真司 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第27節が20日に行われ、日本代表MF香川真司が所属する2位ドルトムントは13位アウクスブルクを3-1で下した。
前節のマインツ戦でゴールを挙げた香川は、2試合連続で先発に名を連ねたが、2戦連発とはならず、61分にベンチに退いた。試合後の採点で、香川は地元紙2紙からチーム単独最低点となる「4.5」の厳しい評価を受けた。(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)
地元紙『Ruhr Nachrichten』は、「この冬以来、香川にとって安定しているのはピッチとスタンドの往復だけと、決して簡単ではないシチュエーションが続いている」と、レギュラーに定着できない現状を指摘。
「彼には確実性が欠けていることは、アウクスブルクでも見られた。タイミングをつかむ勘と、正しい判断力が欠如してしまっている。61分の交代も納得できる」と、プレーに必要な直感が鈍っているとした。
『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』は、「アピールできず!」とチャンスを生かせなかった点を何よりも先に指摘。「トーマス・トゥヘル監督のもとで苦戦中。チームメートに比べるとボールを受ける回数も少なく、シュートを試さずにドリブルで失敗することが多い」とプレーの選択も謝っている現状を伝えている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト