ザンクトパウリに所属するFW宮市亮が、4月1日に行われたブンデスリーガ2部の第28節、ウニオン・ベルリン戦に途中出場し、同クラブでの公式戦デビューを飾った。
宮市は昨年6月にアーセナルを退団し、同18日にフリーでザンクトパウリへ加入。ところが、7月18日に行われた親善試合のラージョ・バジェカーノ戦で前十字じん帯断裂の大ケガを負い、長期離脱を強いられていた。
3月24日に行われたハノーファーとの練習試合で約8カ月ぶりに実戦復帰していた宮市は、ウニオン・ベルリン戦でベンチ入りメンバーに名を連ねると、0-0で迎えた77分から出場。新天地でのデビューを果たした。
右サイドに入った宮市はドリブル突破を仕掛けるシーンや、前線にスルーパスを供給する場面を作ったが、ゴールに結びつけることはできず、試合はスコアレスドローに終わった。
現在4位のザンクトパウリは、昇格プレーオフ出場となる3位ニュルンベルクを勝ち点差8で追いかけている。