シャルケのスポーツディレクターを今季限りで退任するヘルト氏 [写真]=Bongarts/Getty Images
DF内田篤人が所属するシャルケのスポーツディレクター(SD)職を今シーズン限りで退任するホルスト・ヘルト氏が、来シーズンから日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトで要職に就く可能性が出てきた。
2日、ドイツ紙『ビルト』が伝えた内容によると、フランクフルトのブルーノ・ヒュブナーSDはCS放送『スカイ』の番組内で、「ヘルトのことはよく知っていて、彼との関係は非常に良好だ。それは自信を持って言えることだね。しかし“ある決定”をする力は、私にはない」と話したという。
フランクフルトのヘリバート・ブルッフハーゲンCEO(最高経営責任者)は、すでに今シーズン限りでの引退を表明しており、現在同クラブは後任を探している最中。『ビルト』紙によると、ヒュブナーSDがした先の発言の真意は、この辺りに関係がある様子だが、ヘルト氏がそのままCEOの座に就くのか、それともヒュブナー氏がCEOに昇格し、ヘルト氏がフランクフルトの新SDとなるのか、具体的な部分は依然として不明だという。
なお、同紙によればヘルトSDは「伝統あるクラブで働くチャンスをもらえるのであれば、それはもちろん特別なことだ」と、フランクフルトでの“就職”に前向きな発言を残している。
By サッカーキング編集部
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