2015年12月からチームを指揮していたシャーフ監督(左)[写真]=Getty Images
日本代表MF清武弘嗣、同MF山口蛍、同DF酒井宏樹が所属するハノーファーは3日、トーマス・シャーフ監督の解任をクラブ公式サイトで発表した。
ハノーファーは昨年12月、ミヒャエル・フロンツェック監督が辞任したため、同28日付でシャーフ監督と契約を結び、残留に向けて動き出した。しかし同監督就任後の今シーズン後半戦は、ここまで11試合で1勝10敗。2日に行われたブンデスリーガ第28節では、日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVにホームで0-3の完敗を喫していた。
今回の更迭劇についてハノーファーのマーティン・バーダーCEO(最高経営責任者)は「この決断は我々にとって決して簡単なものではなかった。トーマス(シャーフ)の仕事はいつも綿密かつひたむきで、良い結果をチームにもたらそうと他のスタッフと一緒にあらゆる手段を尽くしていたからだ。ただ、残念ながらそれはうまくいかなかった」とコメントしている。
なお、シャーフ監督の後任には、U-19ハノーファーで指揮を執る41歳のダニエル・シュテンデル氏が内部昇格し、今シーズン終了までトップチームの監督を務めるという。
By サッカーキング編集部
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