古巣・ドルトムントへの復帰が噂されるゲッツェ [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのサポーターが、バイエルンでプレーするドイツ代表MFマリオ・ゲッツェに対して、批判的なバナーを掲げた。ドイツメディア『DW』が報じている。
現在23歳のゲッツェは2001年にドルトムントのユースへ入団。2010-11シーズンにトップチームに昇格すると、主力としてブンデスリーガの2連覇に貢献した。その後は12-13シーズンまでドルトムントでプレーし、ライバルクラブのバイエルンに移籍していた。しかし今シーズンは出場機会が減少し、ブンデスリーガやチャンピオンズリーグなど13試合のみの出場にとどまっている。そのため今夏の移籍が噂されており、獲得候補として古巣のドルトムントの名前も挙がっていた。
だが、ドルトムントの一部のサポーターは、同選手のことをよく思っておらず、同メディアによれば、2日に行われたブンデスリーガ第28節のブレーメン戦で、ゲッツェを批判するバナーを掲げたという。
バナーには「ミランかマドリードか、ドルトムント以外のどこでも!どっか行けゲッツェ!」と書かれていた。これは、2000年まで同クラブでプレーした元ドイツ代表MFアンドレアス・メラー氏の発言に少し変更を加えたものだという。メラー氏が自身の移籍先について尋ねられ「ミランかマドリードか」とコメントした事に由来しているようだ。なお同氏も一度は退団し、ユヴェントスでプレーした後、ドルトムントに復帰している。
ゲッツェの獲得には、ドルトムントで同選手を指導したユルゲン・クロップ監督率いるリヴァプールも興味を示している。
By サッカーキング編集部
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