2日のハンブルガーSV戦では0-3と敗れ、肩を落とす選手たち [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF清武弘嗣、同DF酒井宏樹、同MF山口蛍が所属するハノーファーが、早くも来シーズン以降の指揮官探しに着手している。ドイツ紙『ビルト』が報じた。
同紙によると、ハノーファーのマルティン・キント会長は「我々は良い監督を必要としている」と話しており、2010年1月から2013年12月まで同クラブを指揮していたミルコ・スロムカ氏の復帰も視野に入れている様子。同会長は、「スロムカの名前が我々のリストに載っていることは間違いない。彼との話し合いの場が設けられることは確実だろう」とコメントしている。
しかし同紙によれば、マーティン・バーダーCEOは「候補者は5人以上」とも語っており、現時点ではスロムカ氏の他に、日本代表MF原口元気が所属するヘルタ・ベルリンの前監督であるヨス・ルフカイ氏、MF山田大記が所属するカールスルーエのマルクス・カウチンスキ現監督、グロイター・フュルトのシュテファン・ルーテンベック現監督、昨年9月までカイザースラウテルンを2年間指揮していたコスタ・ルンヤイツ氏などの名前も挙がっているという。
ハノーファーは昨年12月末、ミヒャエル・フロンツェック監督の辞任を受け、トーマス・シャーフ監督を招へい。しかし、ブンデスリーガ11試合で1勝10敗という成績不振により、3日に解任を発表した。U-19ハノーファーから内部昇格したダニエル・シュテンデル監督が今シーズン終了までトップチームの指揮を執ることになっている。
ハノーファーはブンデスリーガ第29節終了時点で5勝3分け21敗、勝ち点18で最下位に沈んでいる。残り5試合時点で、1部残留圏内の15位アウクスブルクとの勝ち点差は「12」、2部3位とのプレーオフに臨む16位ブレーメンとの勝ち点差は「10」の開きがあり、次節の結果次第では2部降格が決定。1部残留は非常に難しい状況となっている。
By サッカーキング編集部
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