舌戦を繰り広げたヘルト現SD(左)とマインツSDのハイデル氏(右) [写真]=Bongarts/Getty Images
DF内田篤人が所属するシャルケでスポーツディレクター(SD)を務めるホルスト・ヘルト氏と、来シーズンから同クラブでSDに就任することが決まったクリスティアン・ハイデル氏(現マインツSD)が舌戦を繰り広げている。
ヘルト氏は、16日に行われたブンデスリーガ第30節バイエルン戦の際、ドイツメディアへ対して、「まだシャルケに来てもいない人間が、シャルケについて話すのは間違っている。ハイデルが『(今シーズンのブンデスリーガ全日程が終了する翌日の)5月16日からシャルケで全力を尽くす』と言ったと私は聞いている。だが、私とシャルケの契約は6月30日まで残っているんだ」とコメントした。
自身の契約期間が6月末までであることを強調したヘルト氏は、新任のハイデル氏がアンドレ・ブライテンライター監督を解任し、別の指揮官を連れてくる意向を持っているという噂についても「来シーズンの監督に関する議論を巻き起こしている人間は、今すぐにその口を閉ざすべきだ」と、不快感を示していた。
すると、批判を浴びたハイデル氏も応戦。18日、ドイツ誌『スポーツビルト』が報じたところによると、同氏は「私の振る舞いは常に100パーセント正しかったし、『5月16日からシャルケでの仕事を始める』などと一言も言っていない。私は『5月15日をもってマインツでの私の仕事が終わる』と言っただけだ」と、反論している。
By サッカーキング編集部
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