バーゼルに所属するFWエンボロ(写真は2015年11月) [写真]=Getty Images
今夏、2700万ユーロ(約33億円)の移籍金でバーゼル所属のスイス代表FWブリール・エンボロの獲得を目指していたヴォルフスブルクに、横やりが入るかもしれない。19日付のドイツ紙『ビルト』が報じている。
エンボロ争奪戦に加わる可能性があるのは、現在ブンデスリーガ2部で2位につけているライプツィヒ。同クラブのラルフ・ラングニック監督はこれまでにも「我々が求めるものは、高い才能を持った選手、とりわけ19~23歳の若い選手だ」と繰り返し発言しており、現在19歳のエンボロはこの条件に当てはまる。
ライプツィヒのメインスポンサーは大手飲料メーカー『レッドブル』が務め、その資金力はヴォルフスブルクにも引けを取らない。そのため、20歳に満たない若手選手に数千万ユーロの大金を支払うことも、決して不可能ではないという。
同クラブは昨夏にも、推定市場価格の約1.6倍となる800万ユーロ(約9億8400万円)でブレーメンからU-21ドイツ代表FWデイヴィ・ゼルケを獲得。来夏の移籍マーケットではレヴァークーゼンのドイツ代表GKベルント・レノや、シュトゥットガルトのU-21ドイツ代表MFティモ・ヴェルナーの補強に動くと噂されている。
現在ライプツィヒは残り4試合という状況で3位ニュルンベルクと6ポイント差をつけているため、ブンデスリーガへの自動昇格はほぼ確実と見られている。
By サッカーキング編集部
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