シャルケでプレーするMFマイヤー [写真]=Bongarts/Getty Images
DF内田篤人が所属するシャルケのドイツ代表MFマックス・マイヤーが、ライバルクラブについてポジティブな見方を示した。
ドイツの複数メディアはこれまで、「シャルケのファンは選手に過度な要求をする」などと報じており、それが選手にとって精神的な負担になっているのではないかという議論がされてきた。
しかしこれについてマイヤーは、DFB(ドイツサッカー連盟)公式HPに掲載されたインタビューの中で、「シャルケはドイツの中でもビッグクラブの1つに数えられる。だからファンの期待が大きくなるのは当然のことだよ。ドルトムントを見てごらん。彼らは全てを可能にしている。どうしてシャルケが無理だと言えるんだい?」と話し、ファンの後押しがクラブの大きな力になっていることを強調している。
さらにマイヤーは、「シャルカー(シャルケの人間)として、本当はこんなことを言ってはいけないのかもしれないけれど、ドルトムントは良い例だと思う。彼らは経済的な発展やチーム作りを、とても冷静に行っている。落ち着きを持ち、ベストな選択をしていれば、それはいつか必ず報われるんだ。つまり、現在の順位に必ずしも反映されるものではない」とコメント。シャルケに属する者としてのタブーを破り、ライバルであるドルトムントの成長戦略を褒め称えた。
By サッカーキング編集部
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