トルコでリーグ戦24ゴールを挙げているFWマリオ・ゴメス [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
昨シーズン、クラブ史上初のDFBポカール優勝を勝ち取り、ブンデスリーガも2位で終えたヴォルフスブルク。今シーズンは6年ぶりの参戦となったチャンピオンズリーグでベスト8に進出したものの、国内リーグ戦では不振に陥り、ここまで10勝9分13敗の10位に位置し、来シーズンの欧州カップ戦出場の可能性はすでに潰えている。
ドイツ紙『ビルト』によると、巻き返しを図る同クラブは、現在ベジクタシュに所属しているドイツ代表FWマリオ・ゴメスの獲得に本腰を入れているという。ヴォルフスブルクのマネージャーを務めるクラウス・アロフス氏は、すでに今冬の移籍市場でゴメスの獲得を試みていたが、当時はベジクタシュ側に放出の意思がなく交渉は頓挫。しかし、今夏再び同選手の補強に向けて動き出すようだ。
アロフス氏は数週間前、「今シーズンとまったく同じ戦力で、来たるシーズンを迎えることはない」とコメントしており、特にストライカー探しに力を入れている様子。ドイツで生まれ育ち、ブンデスリーガでも実績十分のゴメスは、同氏にとって魅力的なFWであることは間違いない。
ゴメスは今シーズン、トルコ・スーパーリーグで24ゴールを決め、得点ランキングで首位に立っているなど、かつての輝きを取り戻しつつある。
By サッカーキング編集部
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