フランクフルトとブレーメン、シュトゥットガルト(左から)が残留を懸けて最終節へ [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第33節が7日に行われ、今シーズンは残り1試合に。日本代表DF酒井宏樹と同MF清武弘嗣、同MF山口蛍が所属するハノーファーはすでに2部降格が決定し、残り1つとなった降格枠を巡る戦いは3クラブが対象となった。
ハノーファーの2部降格が第31節終了時点で決定し、2部への自動降格枠が残り1つとなった今シーズンのブンデスリーガ。15位以下の3クラブが残留を懸けて最終節に臨むこととなった。
降格圏内の17位に沈んでいるのはシュトゥットガルトだ。第33節ではマインツに1-3と完敗し、5連敗で8試合勝ちなしと苦しんでいる。16位はブレーメンで、勝ち点は「35」。17位シュトゥットガルトとの勝ち点差は「2」となっている。そして、日本代表MF長谷部誠の15位フランクフルトは第33節で日本代表MF香川真司が所属する2位ドルトムントを1-0で破り、3連勝で勝ち点を「36」に伸ばした。
14日の最終節では、17位シュトゥットガルトはヴォルフスブルクとアウェーで対戦し、15位フランクフルトと16位ブレーメンは直接対決に臨む。シュトゥットガルトが自動降格圏から脱するためには、まずは勝利を収めなければならない。そのうえでライバルたちの結果を待つこととなる。
各クラブの立場から1部残留・2部降格の条件を整理する。なお16位でリーグ戦を終えた場合は、2部3位のニュルンベルクとの昇降格プレーオフに回ることとなる。
■15位:フランクフルト(勝ち点36、得失点差-17)
(1)勝利(勝ち点39):1部残留(15位以上)
(2)引き分け(勝ち点37):1部残留(15位以上)
(3)負け(勝ち点36)
シュトゥットガルト●△:昇降格プレーオフへ(16位)
シュトゥットガルト○:(得失点差を逆転されなければ)昇降格プレーオフへ(16位)
■16位:ブレーメン(勝ち点35、得失点差-16)
(1)勝利(勝ち点38):1部残留(15位以上)
(2)引き分け(勝ち点36)
シュトゥットガルト●△:昇降格プレーオフへ(16位)
シュトゥットガルト○:(得失点差を逆転されなければ)昇降格プレーオフへ(16位)
(3)負け(勝ち点35)
シュトゥットガルト●△:昇降格プレーオフへ(16位)
シュトゥットガルト○:2部降格(17位)
■17位:シュトゥットガルト(勝ち点33、得失点差-23)
(1)勝利(勝ち点36)
ブレーメン○(フランクフルト●):(フランクフルトとの得失点差を逆転すれば)昇降格プレーオフへ(16位)
ブレーメン△(フランクフルト△):(ブレーメンとの得失点差を逆転すれば)昇降格プレーオフへ(16位)
ブレーメン●(フランクフルト○):昇降格プレーオフへ(16位)
(2)引き分け(勝ち点34):2部降格(17位)
(3)負け(勝ち点33):2部降格(17位)
By サッカーキング編集部
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