今シーズン限りでバイエルン退団が噂されているベナティア(左)とタスキ(右) [写真]=Getty Images
バイエルンは10日、ドルトムントに所属するドイツ代表DFマッツ・フンメルスの獲得を発表した。これに伴い、バイエルンに所属する選手たちの去就にも注目が集まっている。ドイツ誌『kicker』日本語版が伝えた。
2014年に加入して以降、筋肉の問題に悩まされてきたモロッコ代表DFメディ・ベナティアは、ローマなどでプレーしてきたイタリアへと戻る可能性があるという。また1月にレンタル移籍で緊急補強したドイツ代表DFザーダール・タスキについても、所属元のスパルタク・モスクワとの買い取りオプションを行使する可能性は低い。
同じ日に発表されたポルトガル代表MFレナト・サンチェスの獲得に伴い、貴重なバックアッパーとはいえ出場機会に恵まれなかったドイツ人MFセバスティアン・ローデの去就も注目される。大衆紙『ビルト』は、ボルシアMGがスイス代表MFグラニト・ジャカの放出時に備え、ローデに関心を示していることを伝えた。
それ以外の補強ポイントとしては、元ドイツ代表DFフィリップ・ラームの後継者について、どうしていくのかというポイントもあげられるだろう。これまでに移籍の可能性が取りざたされている同代表MFマリオ・ゲッツェとスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラについてはまだ未定となっており、今シーズンで契約が切れるドイツ人GKトム・シュターケについても、今の所はまだ延長の話は出ていない。
By kicker日本語版