フランクフルトの長谷部、ブレーメンのユヌゾヴィッチ、シュトゥットのハルニック(左から) [写真]=Bongarts/Getty Images
14日にブンデスリーガ最終節が開催され、日本代表MF長谷部誠が所属する15位フランクフルト(勝ち点36)は敵地で16位ブレーメン(同35)と激突し、17位シュトゥットガルト(同33)はアウェーで8位ヴォルフスブルクと対戦する。
15位フランクフルトから17位シュトゥットガルトまでの3クラブが、自動降格、2部3位ニュルンベルクとの昇降格プレーオフ、そして1部残留の可能性を残しており、今週末が文字通り“最終決戦”となる。ドイツ紙『ビルト』が11日に報じたところによると、残留争いで最も大事なのは心理状態だという。
スポーツ心理学を専門とするマティアス・ヘルツォーク氏は「最終節の結果は、80パーセントが心理的なものに左右されるだろう。人はプレッシャーや恐怖を抱くと、実際の60パーセントしか能力を出せないからね」と話し、さらに「この1週間で大事なことは練習の中身ではない。監督と選手の対話だ」とコメントしている。
また同氏は、「大観衆という12人目の選手の後押しは、金メダル級の価値がある。彼らが目標を達成するだろう」と、3クラブ中、唯一ホームで戦うことができるブレーメンが1部残留に最も有利だと予想した。
By サッカーキング編集部
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