フランクフルト所属のFWマイアー。昨季はリーグ戦19ゴールで得点王に輝いた [写真]=Bongarts/Getty Images
14日に行われるブンデスリーガ最終節を前に、日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトに嬉しい報せが届いた。ドイツ誌『kicker』日本語版が11日に報じた。
一時は入れ替え戦となる16位まで勝ち点差4となり、降格の危機に瀕していたフランクフルト。だがマインツとダルムシュタットととのダービー2連戦で連勝を飾り、さらに今シーズン2位ドルトムントをホームで撃破することに成功。最終節の16位ブレーメンとの直接対決では、引き分け以上でブンデスリーガ1部残留というところにまでこぎつけた。
そんな中、昨シーズンのブンデスリーガ得点王であるドイツ人FWアレクサンダー・マイアーが、ついにチーム練習復帰を果たした。
《選手復帰のお知らせ》
本日、我らがキャプテン、アレクサンダー・マイアーがチーム練習に復帰しました。
おかえり、マイアー!#SGE #aufjetzt #AMFG14 pic.twitter.com/g1E3SmCT4g— Eintracht Frankfurt (@eintracht_jp) May 10, 2016
ひざに問題を抱えていたマイアーは、その後に膝蓋下脂肪体の損傷の治療のため関節内視鏡による手術を実施。最初のチーム練習後に「痛みはないよ」と語ったキャプテンは、「それが何よりも大切なことだ」と喜びを見せた。
しかし最終節での出場については、「まだブレーメン戦での出場が意義のあるものになれるか、わからない状態なんだ。そこまでボールを使った練習をしていないし、筋肉を作り上げていって、ひざを安定させないと」と慎重な姿勢を崩していない。
マイアーの復帰について、ニコ・コヴァチ監督は「チームに力を与えてくれるね」とコメント。ベンチ入りについては、ギリギリでの判断となる可能性がある。
By kicker日本語版