重傷と報じられたロイスだが、8月中旬にも復帰できる見通しのようだ [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントが、ドイツ人FWマルコ・ロイスの負傷状況に関する報道を否定した。クラブの公式HPが15日に伝えている。
5月21日のDFBポカール決勝バイエルン戦で負傷し、ユーロ2016に臨むドイツ代表メンバーから落選したロイス。2014年のブラジル・ワールドカップに続いて欠場を強いられるという不運に見舞われた同選手について、ドイツ紙『ビルト』など複数メディアが「年内復帰は絶望的」と負傷状況を報じた。報道によると、ロイスは内転筋に重度の損傷を負っているとのことだった。
しかし、ドルトムントは「重傷」との報道を否定。「ロイスの負傷は年内復帰が絶望視されるような重傷ではない。クラブとドイツ代表のチームドクターによる診察では発覚しなかったものだ」と伝え、「内転筋の小さな断裂と恥骨の軽い炎症」と負傷状況を明かしたうえで「オフを利用して、完治に集中している」と続けた。
そして「今後も順調に回復すれば、8月中旬には完全復帰できる見通しだ」と、来シーズンのブンデスリーガ開幕までに復帰する可能性も伝えている。
ロイスは今シーズン、公式戦43試合に出場して23ゴール8アシストを記録。ドルトムントの攻撃をけん引した。
By サッカーキング編集部
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