ダルムシュタットを躍進させたシュスター監督 [写真]=Bongarts/Getty Images
アウクスブルクは15日、ダルムシュタットを率いていたディルク・シュスター氏の新監督就任を発表した。
シュスター氏は1967年生まれの48歳。2012年末にダルムシュタットの監督に就任した。2013-14シーズンにドイツ3部リーグで3位に入り、プレーオフを制して2部に昇格。2014-15シーズンには2部で2位フィニッシュを果たし、ブンデスリーガ昇格を決めた。そして今シーズン、同クラブでは34年ぶりとなるトップリーグで9勝11分け14敗、勝ち点38で14位に入り、残留を果たした。
アウクスブルクは今シーズンのブンデスリーガを9勝11分け14敗の勝ち点38、12位でフィニッシュした。ヨーロッパリーグでは決勝トーナメント1回戦でリヴァプールに2試合合計0-1で競り負け、ベスト32で敗退。シーズン終了後、マルクス・ヴァインツィアル監督がシャルケの新指揮官に就任することが発表されていた。
シュスター監督は就任にあたって「これは大きなチャレンジだ。マルクス・ヴァインツィアルはここで数年間、非常に良い仕事をしたね。ヨーロッパリーグにも到達した。我々もアウクスブルクで良い仕事をしたい。それが目標だよ」と抱負を語っている。
アウクスブルクは現在、ガンバ大阪に所属する日本代表FW宇佐美貴史の加入が目前に迫っていると報じられている。13日付の地元紙『Augsburger Allgemeine』によれば、同選手の移籍は今月26日にも発表される見通しとなっている。
シュスター監督の就任会見には、アウクスブルクのスポーツディレクターを務めるシュテファン・ロイター氏も出席。ドイツメディア『N24』によると、同氏は「メンバーの大半は現状のままだが、いくつかのポジションにはクオリティーをもたらす選手を連れてくる」と、具体名こそ避けたものの、補強の可能性について話している。
By サッカーキング編集部
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