アウグスブルクを新天地に選び、2度目のブンデスリーガ挑戦をスタートさせた日本代表MF宇佐美貴史が、まだ10代だった1回目の海外移籍について口を開いた。
4日付のドイツ紙『ビルト』が報じた内容によると、宇佐美は2011-12シーズンにバイエルンでプレーしていた当時のことを「バイエルンに所属するには、僕はまだ若すぎた」と回顧したという。
しかし前回のレンタル移籍とは違い、4年間の完全移籍でアウグスブルクに加入した宇佐美。「ここで自分に何が求められているかを分かっている。自分の能力を示したいし、ドイツで良い気分を味わえたらいいね」と話し、自身3年ぶりに復帰するブンデスリーガでの“リベンジ”を誓った。
また同紙はアウグスブルクのディルク・シュスター新監督のコメントも伝えており、「アシスト、そしてシュートでも彼は高いクオリティを持っている。我々は、彼が必要とする時間を与えるつもりだ。そうすれば(2016-17シーズン最初の公式戦である)DFBポカール1回戦のFVラーフェンスブルク戦にトップコンディションで臨んでくれるだろう」と、宇佐美に大きな期待を寄せていた。