クラブ史上初のブンデスリーガ1部昇格を果たしたライプツィヒ [写真]=Bongarts/Getty Images
クラブ史上初のブンデスリーガ1部昇格を達成したライプツィヒは17日、オーバーリーガ(5部)に所属する1.FCフランクフルト・オーダーの本拠地で、同クラブと今夏初の練習試合を開催。しかし、何者かの邪魔により、試合開始が遅れる事態となった。
ドイツ紙『ビルト』の報道によれば、選手が試合前のウォーミングアップを行おうとしたところ、両陣のペナルティーエリア内に長さ約5センチのネジが大量にまかれているのを、ボールボーイが発見したという。すぐさまボールボーイ、両軍の選手や指導者陣、そしてクラブ幹部までもがネジを除去し始めたが、あまりにも数が多すぎたため、15時半に予定していたキックオフ時間がずれ込む形となった。
ライプツィヒのスポーツディレクターを務めるラルフ・ラングニック氏は『ビルト』紙に対し、「あまり大きな話にするべきではないよ。ちょっと精神を病んだ過激な人間が、ちょっとのネジを持っていただけかもしれない」と話しているが、フランクフルト・オーダーのマルクス・デアリング会長は「こんなことをされるなんて、本当につらい」と、事件が起きたことを悲しんでいた。
なお、開始時間が遅れたこのテストマッチは、ライプツィヒが10-0で完勝している。
By サッカーキング編集部
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