今夏ドルトムントに加入した8選手 [写真]Anadolu Agency/Getty Images
昨シーズンのホーム最終戦から13週間、新シーズン開幕を前にジグナル・イドゥナ・パルクはファンの歓声に包まれた。日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは13日、新シーズン開幕イベントを開催し、チーム紹介と公開練習を行った。クラブ公式サイトが伝えた。
スタンドは明るい黄色に彩られた3万人のファンで埋め尽くされた。ドルトムントはリオデジャネイロ・オリンピック参加中のMFスヴェン・ベンダーとDFマティアス・ギンターを除く全メンバーを紹介。2人に対してはブラジルに向かってエールが送られた。
スタジアムアナウンサーのノビー・ディッケル氏にコールされた選手が1人ずつトンネルから登場。GK、DF、MF、FW、続いてコーチングスタッフという順に紹介された。特に注目を集めたのは、最後に出てきた8人の新加入選手。まずはスクリーンに映し出され、そのあと黒と黄のユニフォームに身を包んだDFマルク・バルトラ、FWウスマン・デンベレ、MFエムレ・モル、MFマリオ・ゲッツェ、DFラファエル・ゲレイロ、MFセバスティアン・ローデ、MFアンドレ・シュールレ、MFミケル・メリーノがピッチに姿を現した。
ローデは翌14日に行われる古巣バイエルンとのスーパーカップを前に「明日が待ち遠しい」とコメント。ポルトガル代表としてユーロ2016優勝を果たしたゲレイロは賛辞を贈られ、スタジアムの雰囲気に感銘を受けた様子だった。また、MFマルコ・ロイスとゲッツェも拍手喝さいを受けていた。
その後、負傷しているロイスとDFエリック・ドゥルム以外の選手たちが練習を実施。トーマス・トゥヘル監督が「観客の皆さんの前で通常練習を行います」とアナウンスし、選手たちは約75分間にわたりハードな練習を行って、しっかり汗を流した。