ヴォルフスブルクは17日、フィオレンティーナからドイツ代表FWマリオ・ゴメスを獲得したと発表した。背番号は「33」を着用する予定であるという。
.@Mario_Gomez has signed for the Wolves. Welcome in Wolfsburg, Mario!
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現在31歳のM・ゴメスは、シュトゥットガルトでプロデビュー後、2009年夏にバイエルンへ移籍。2010-11シーズンにはブンデスリーガの得点王に輝いた。しかしその後、クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチ(現ユヴェントス所属)にポジションを奪われると、2013年夏にフィオレンティーナへ移籍。2015-16シーズンはベシクタシュへレンタル移籍となり、トルコでプレー。スュペル・リグ(トルコ1部リーグ)で26ゴールをマークして得点王となった。また、ドイツ代表としても活躍する同選手は、2007年のデビュー以来これまでに68試合に出場。6月から7月にかけて行われていたユーロ2016のメンバーにも選出され、大会で2得点をマークした。
M・ゴメスの獲得に際してヴォルフスブルクのスポーツディレクター(SD)を務めるクラウス・アロフス氏は、「我々は冬の間からM・ゴメスとサインする可能性を探っていた。だからそれが今完了してとても嬉しい。彼はワールドクラスのストライカーである。野心的な選手として、完全にヴォルフスブルクへフィットするだろう」と喜びのコメントを残した。
2015-16シーズン、チャンピオンズリーグで準々決勝まで勝ち進んだヴォルフスブルク。それでも、ブンデスリーガでは8位に終わり、ヨーロッパリーグ出場権さえも獲得することはできなかった。巻き返しに向けて、今夏の移籍市場ではドルトムントからポーランド代表MFヤクブ・ブワシュチコフスキ、PSVからオランダ代表DFジェフリー・ブルマを獲得するなどの動きを見せている。