大迫は今季最初の公式戦で2ゴールを挙げた(写真は7月26日のフォルトゥナ・ケルン戦) [写真]=Bongarts/Getty Images
20日に行われたDFBポカール1回戦で、レギュラー定着を狙うケルンのFW大迫勇也が途中出場ながら2ゴールを挙げた。
相手が格下の6部リーグに所属するBFCプロイセンとあって、試合は7-0とワンサイドゲームになったが、大迫にとっては今シーズンの公式戦初戦で結果を残し、上々のスタートとなった。
2点リードの63分に投入され、チームが3点を追加して迎えた79分にゴールを決めると、88分にもこの日2点目を挙げた。
地元紙『EXPRESS』紙は試合後の採点で、大迫にチーム最高タイとなる「2」をつけた。(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)。同じく「2」の評価となったのは、ともに1ゴール1アシストを記録したコンスタンティン・ラウシュ、マルセル・リッセ。
また、地元紙『Koelner Stadt-Anzeiger』も、採点こそ「3」の平均的な数字がついたが、寸評では「テクニックも見事で、とても活発かつ思いきりも良く、6点目のゴールも美しかった。それだけにとどまらず、試合終了間際には的確な動きで7-0とした」と、プレーの一つ一つに称賛の言葉が向けられた。
さらに、同紙が掲載した今シーズン初戦の分析記事の中でも「この試合の良かった点」として、後半に相手を圧倒した点と並んで、「30分の出場の中で大迫の動きが良かった」ことが挙げられた。
レギュラー奪取に向け、大迫は大事な初戦でアピールに成功。27日に行われるダルムシュタットとのブンデスリーガ開幕戦でも、このパフォーマンスを続けていくことが期待される。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト