心臓手術を受けたベッケンバウアー氏 [写真]=Getty Images
バイエルンの名誉会長を務める元ドイツ代表DFのフランツ・ベッケンバウアー氏が、3日に心臓のバイパス手術を受けていたことが明らかになった。5日付のドイツ紙『ビルト』などが伝えている。
同紙によると、現在70歳のベッケンバウアー氏は、心臓手術を受けるために自宅のあるオーストリアのザルツブルクから南ドイツへ移動。5日に長時間に及ぶ手術を行ったという。
“皇帝”の愛称で知られるベッケンバウアー氏は現在、DFB(ドイツサッカー連盟)が2000年に行った2006年大会(ドイツ)の開催地を決める投票において、FIFAの役員4名を買収して不正に票を集めた疑惑がかけられている。670万ユーロ(約7億7000万円)の使途が不明瞭とされているが、本人は不正行為を否定している。これに対してスイスの検察当局は、1日に捜査をスタートしたと公表。家宅捜索も行われたようだ。
ベッケンバウアー氏の今後の展望に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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