宮市(左)の復活に期待を寄せるリーネン監督(右) [写真]=Getty Images,Borussia Dortmund/Getty Images
ブンデスリーガ2部、ザンクトパウリのエヴァルド・リーネン監督が、同クラブに所属するFW宮市亮に期待するコメントを残した。ドイツ誌『kicker日本語版』が伝えている。
昨シーズン開幕戦の直前にひざの前十字じん帯を断裂し、長期離脱を経て、最終節のカイザースラウテルン戦では2得点を挙げる活躍を見せた宮市。リーネン監督は「亮はいいレベルにまで来ていた」とその時について振り返りながら、「それから夏季休養に入ってしまった」と言葉を続けている。
宮市はこのところ、ふくらはぎや内転筋に問題を抱えており、ヴィーナーSKとのテストマッチでも欠場を余儀なくされた。
リーネン監督は、「確信を取り戻し、限界まで力とクオリティを発揮できるようになるには、半年は時間がかかるものさ」との見方を示しており、「もちろん早く進んでくれればとは思っているよ。彼が持つスピードは非常に大きな助けとなる。それはトレーニングでも見て取れることだよ」とコメント。
ザンクトパウリとの契約を2年残す宮市に対して「彼には1シーズン通してプレーするというタスクがある。安定感をつかむことを願っているよ。そうなれば、彼は大きな補強となることだろう」と期待を寄せている。
By kicker日本語版