81分からピッチに立った浅野 [写真]=Bongarts/Getty Images
ドイツ・ブンデスリーガ2部の第4節が9日に行われ、日本代表FW浅野拓磨とMF細貝萌所属のシュトゥットガルトとハイデンハイムが対戦した。
今夏にアーセナルへ移籍した浅野は労働許可証の問題もあり、8月26日にシュトゥットガルトへレンタル。直後に日本代表へ選出されたため、チームには合流したばかりの浅野だったが、さっそくベンチ入り。8月に負傷した細貝は練習には復帰しているものの、ベンチ外となり欠場となった。
開幕から2勝1敗の勝ち点6で3位につけるシュトゥットガルトがホームに9位ハイデンハイムを迎えた一戦はシュトゥットガルトがボールを保持するも、前半は両チーム無得点で終了。試合が動いたのは後半に入ってからだった。
69分、セットプレーを素早く再開させたハイデンハイムは右サイドからのクロスをヨン・フェルホークがヘディングで合わせて、先制に成功した。一方のシュトゥットガルトもすぐに追いつく。3分後に左サイドのCKからトニ・シュニッチがゴールを決める。
しかし、試合はさらに動く。ハイデンハイムは76分、投入されたばかりのティム・スカルケがカウンターから左サイドを突破すると、そのままGKとの1対1を制して勝ち越しに成功。得点が欲しいシュトゥットガルトは81分に3枚目の交代カードとして浅野を投入するが、ネットは揺らせず。2-1でハイデンハイムが勝利した。
シュトゥットガルトは次節アウェーでカイザースラウテルンと、ハイデンハイムはホームでデュッセルドルフと対戦する。
【得点者】
0-1 69分 ヨン・フェルホーク(ハイデンハイム)
1-1 72分 トニ・シュニッチ(シュトゥットガルト)
1-2 76分 ティム・スカルケ(ハイデンハイム)
By サッカーキング編集部
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