初先発に期待がかかるアウクスブルクFW宇佐美貴史 [写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表FW宇佐美貴史の所属するアウクスブルクは、18日に行われるブンデスリーガ第3節で、同代表FW武藤嘉紀の所属するマインツと対戦する。ドイツ誌『kicker』日本語版が同試合の予想先発メンバーを伝えた。
アウグスブルクにはブラジル人MFカイウビーの長期離脱という残念な知らせが届いている。軟骨を損傷した同選手は、このまま前半戦を全休することになる模様だ。
「彼の離脱はもちろん辛い。調子がよかったしね」と離脱を惜しんだディルク・シュスター監督。しかしその一方で「うちは選手層に厚みがある」とも言葉を続けており、同選手が務めていた左ウィングで候補となるのは、宇佐美、フランス人MFジョナタン・シュミットの新戦力に加え、韓国代表FWチ・ドンウォンだ。「練習の印象で決めるよ」と指揮官は語った。なお、カイウビーは14日に無事手術を終えている。
またシュスター監督は、「右側も多くの可能性が残されている」ともコメント。ここまで起用されているパラグアイ代表FWラウール・ボバディジャはまだ納得させられるようなパフォーマンスをみせておらず、ここでもシュミットとチ・ドンウォンがオプションということになるだろう。ただし一気に両サイドの入れ替えを行うなら、サプライズとなる。
一方で同監督は、今回対戦するマインツについて「個人に高い能力が備わっており、選手層も暑く、ローテーションのためのオプションも多く控えている。彼らは台風の目となるかもしれないよ」との見方をしめしつつも、「しかし我々も試合に向けてしっかりと準備を行うよ」と意気込みもみせた。なお、同誌の予想では、マインツの武藤はベンチスタートが見込まれている。
■予想先発メンバー
▼GK
マルヴィン・ヒッツ
▼DF
パウル・フェルハーフ
ジェフリー・ハウウェレーウ
マルティン・ヒンテレッガー
コスタス・スタフィリディス
▼MF
ドミニク・コール
ダニエル・バイアー
ラウール・ボバディジャ
ク・ジャチョル
宇佐美貴史
▼FW
アルフレズ・フィンボガソン
By kicker日本語版