ブンデスリーガ第3節が16日に行われ、FW大迫勇也の所属するケルンはフライブルクに3-0で勝利した。ケルンは2勝1敗の好スタートとなり、試合終了時点で暫定ながら20年ぶりに首位の座に立った。
2戦連続で先発メンバーに名を連ねた大迫は67分までプレーした。フランス人FWアントニー・モデストの先制点で1点をリードした31分には、ペナルティーエリア右手前で相手DFからボールを奪うと、ドリブルでペナルティーエリアに進入。そこから正確なクロスを上げてドイツ人MFレオナルド・ビッテンコートの追加点をお膳立てした。
翌日に王者バイエルンが3連勝したことで一日天下に終わったものの、地元紙『EXPRESS』の試合後採点では暫定首位という結果を反映して、モデストの「1」を筆頭に「2」が8人と高い数字が並んだ。(ドイツ紙の採点は最高1点、最低6点)
大迫も「2」の高い点数がつき、寸評では「前節のウォルフスブルク戦以来、FWとして絶好調」と本来のポジションで躍動していることを高く評価した。
同じ地元紙『Koelner Stadt-Anzeiger』は採点が「3」と平凡な数字となった。寸評では「チーム2点目では相手に見事に競り勝ってゴールをアシストした。しかし、それ以外の競り合いはものにすることが少なかった」と、1対1でいい動きがあったことを評価しつつも、そうした強さをコンスタントに出すことを求めた。
ケルンは21日に行われる次節で、DF内田篤人が所属するシャルケとアウェーで対戦する。