ハットトリックを達成したチチャリートが満場一致でMVPを受賞
マインツ戦でハットトリックを達成したレーバークーゼンのチチャリートが、ブンデスリーガ公式ツイッターの投票による第5節のMVPに輝いた。同選手はドイツ語版とスペイン語版で最多得票を獲得。さらには英語版でも84%と断トツの支持率を集め、満場一致での今季初受賞となった。
チチャリートは3-2で逆転勝利を収めたアウェーのマインツ戦で二度にわたって同点弾を決めると、終了間際にヘディングで勝ち越し点を奪うワンマンショーを披露。シュート4本でハットトリックという決定力の高さを見せつけ、得点ランキングでも3位に浮上した。なお、リーグ戦で1試合複数ゴールを決めているメキシコ人はチチャリートただ一人で、自身にとっては通算4度目の1試合複数得点だった。
第4節のMVP候補にはチチャリートのほかに、セルジュ・ニャブリ(ブレーメン)、ウスマン・デンベレ(ドルトムント)、ベダド・イビシェビッチ(ヘルタ・ベルリン)がノミネートされ、得票率はニャブリが24%、デンベレが21%、イビシェビッチが6%だった。
ニャブリはゴールこそなかったものの、1点を追うウォルフスブルク戦の86分に同点弾をアシストしてチームの劇的な逆転勝利の突破口となった。デンベレはフライブルク戦で先制点をアシストして3-1の勝利に貢献。イビシェビッチは3-3に終わったアイントラハト・フランクフルト戦で2ゴールを挙げていた。