レヴァークーゼン戦で途中出場を果たした香川 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第6節が1日に行われ、レヴァークーゼンと日本代表MF香川真司所属のドルトムントが対戦した。
ミッドウィークにチャンピオンズリーグを戦った両者の激突。リーグ4連勝を狙うドルトムントは、ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェをベンチに置き、ドイツ人MFセバスティアン・ローデらを先発起用した。また、香川はベンチスタートとなった。対するホームのレヴァークーゼンは、FKの名手であるトルコ代表MFハカン・チャルハノールらがスタメン出場を果たしている。
試合開始から10分、レヴァークーゼンが先制に成功する。CKのチャンスを獲得すると、チャルハノールが蹴ったボールにアドミル・メーメディがヘディングシュート。これがゴール左上へ吸い込まれ、ネットを揺らした。
1点を追う形となったドルトムントは20分、ディフェンスラインの裏へ抜け出したピエール・エメリク・オーバメヤンがウカシュ・ピシュチェクのスルーパスを受け、エリア内で右足を振りぬく。しかしこれはGKベルント・レノの正面にボールが飛び、得点には至らなかった。
追加点を狙うレヴァークーゼンは32分、チャルハノールから横パスをもらったケヴィン・カンプルが、ピッチ中央でミドルシュート。しかしボールはポスト右へ外れた。結局前半は1-0のまま終える。
後半に入ると両チーム一進一退の攻防が続き、チャンスを作れない時間が続く。すると71分、ドルトムントは攻撃の活性化を狙い、香川をピッチへ送り出した。
直後の73分、後方からのパスをトラップしたオーバメヤンが強引にドリブル突破。ディフェンダーを振り切ってエリア内に進入しシュートまで持ち込むが、これはGKレノにセーブされた。
レヴァークーゼンは79分、左サイドを駆け上がったチャルハノールがグラウンダーのクロスを供給。これにハビエル・エルナンデスが勢いよく飛び込み、ボールをゴール右下へ流し込んだ。リードを2点に広げる。
ドルトムントは88分、クロスボールをオーバメヤンがゴールへ押し込むが、これはオフサイドの判定。得点は認められなかった。
試合はこのままタイムアップ。レヴァークーゼンが2-0の完封勝利を収めた。なお、香川は試合終了までプレーしている。
次節、レヴァークーゼンはアウェーでブレーメンと、ドルトムントはホームで日本代表MF原口元気が所属するヘルタ・ベルリンと対戦する。
【得点者】
1-0 10分 アドミル・メーメディ(レヴァークーゼン)
2-0 79分 ハビエル・エルナンデス(レヴァークーゼン)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト